給付金申請書類を出したあと、「これ、何の領収書ですか?」などと、いちいち保険会社から問い合わせが来ることはまずない。何の領収書かわからなければ、その分の給付金は減額されるのは、想像に難くない(あくまで邪推ですが)。
そんな不幸を招かないためにも、提出書類は、これくらい、徹底して準備しましょう。
提出書類
- 「し~がるメモ: この三つだけは、覚えておこう(給付金の請求)」で説明した「必要事項」が、書類に書かれているか、確認する
- 薬が処方された場合、診断書に薬の名称も明記してもらう。もしくは、病院の出した処方箋を保管する
- 薬店で薬の領収書をもらったとき、病院の診断書や処方箋と同じ薬品名を、ちゃんと書いてもらう
- 病院によっては、金額などは患者に勝手に書かせるが、筆跡や筆記具が違うと保険会社に不審に思われるので、あくまで病院側に書いてもらう
- こっちで事故状況を書いた文章を用意して、事故関係者にサインをさせる(ホテルの従業員に、物を壊されたとき、そうした)
- 壊れた品の写真を添付する
- 診断書やポリス・リポートを補うように、日本語で状況説明をした文章も一緒に送る
- すべての書類に番号を振り、提出書類一覧のリストを作って、一緒に送る
- 領収書などには、すべて付箋を張り、日本語の注釈を入れる
- クリップやホッチキスで、領収書や書類をそろる
- 提出書類や領収書のコピーを、控えとして持っておく
余談
給付金の日本円への換算はどうやってするの?
費用発生当日の、現地国で中心となる銀行の為替レートを調べ、計算するそうです(某保険会社)。
何で、し~がるは、そこまでするの?
通算の、給付金請求額がかなり高くなってきたからです(いやほんと、飽きるほど、闘病生活などを体験しました)。
海外旅行保険のおかげで、大変助かったのは確かですが、他方、保険金詐欺と思われたら癪なので、身の潔白を示すべく、丁寧に書類を用意するようになったわけです。
これだけ、きちっとそろえていれば、怪しまれても?非の打ち所はないだろう、というわけです(笑)。
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緊急移送費は、
某保険会社では、移送元と移送先の病院が連絡を取り合って、確認が取れた上での移送手配(=給付対象)が基本のようです。
移送先病院の選定や航空券の手配も保険会社がやってくれるそうなので、緊急移送とはいえ、可能な限り、事前に保険会社に連絡するのが吉かと思われます。その方が、後のトラブルも減るでしょうしね。
救援費なら、なおさら、事前に保険会社に連絡を入れるべきかと。
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