SUZUKI DJEBEL250XCの、ステータコイルは、4~5万キロ走行で壊れます。
世界ツーリングに日本人が選ぶバイクとして、よく知られているバイクです。しかし、これまで、道中でジェベルのステータコイルが壊れなかった人の話を聞いたことがありません。
症状として、デジタルメーターが消えたりし始めます。セルもほとんど回せなくなります。発電状態が悪くなるため、バッテリー上がり状態になるわけです。しまいには、スパークプラグにも火花が飛ばせなくなって、走行不能になります。
エンジンを掛けながら、テスターで電圧を測定し、十分な電圧がバッテリーまで届いているかどうかで、診断できます。なお、途上国のバイク屋では、テスターはなかなか見つかりません。
応急処置として、ヘッドライトやテールライトを消す(バルブを外す)、セルは絶対に使わない。
ステータコイル自体は、新品2万円ほどする代物です。海外でも、手巻きでコイルを直してもらう事は可能です。これだと、1万円ほどで済みますが、距離は1万キロ強しか持ちません。運が悪いと、7000キロほどで、すぐまた壊れます。
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2003年6月~2007年9月、バイクでユーラシア大陸横断・アフリカ大陸一周を達成。そのときに収集したもろもろの情報を掲載
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ジェベルのステータコイルは4~5万キロで壊れる
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工場のロットによる
ある関係筋から情報を得ました。ジェベルのステータコイルは、複数の業者が製造・納品しているようです。仮にA社とB社としておきます。工場のロットによって、A社のステータコイルか、B社のステータコイルかが決まるようです。
で、A社のステータコイルだったジェベルは、皆、4~5万キロで壊れるのに対し、B社のステータコイルなら、そんなことはないそうです。
かの有名な?賀曽利隆氏のジェベルは、B社のステータコイルだったのか、一度も壊れることはなかったようです。
部品注文でステータコイルをオーダーしたときは、皆、B社のステータコイルが供給されるため、一度、ステータコイルを交換すると、再発はないようです。し~がるは交換後、たしか4万キロは走っていますが、ステータコイル系の不調は今のところ見られません。
A社はステータコイルに限らず、業界では、クオリティの低い製品を作ることで知られている?そうです。
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